「博多うなぎ 銀次郎」は、福岡育ち、純国産の本格的な養殖うなぎのブランドとして生まれました。福岡市西部に位置する叶岳の麓で、九州の温暖な気候と豊かな自然の中、地下の岩盤を流れる清らかな水を汲み上げ、一匹一匹、手塩にかけて育てています。
私たちが地産地消や国産、ニホンウナギにこだわるのは、安心・安全のみならず、その本来のおいしさを、ぜひ地元の皆さまにも味わってほしいからです。外国産に頼ることも、必要以上にタレでごまかすこともない、本格的な日本のうなぎの味をしっかりと堪能してほしいという、ただその思いがあります。そのぶん手間も時間もかかりますが、どの過程も手を抜かないのは、その労力すべてが味の良し悪しに直結することを、私たちは何より知っているからです。
「博多うなぎ」の幕開けを飾る「銀次郎」は、初年度は限られた数量での販売となります。また、私たち北ノ屋では、ご注文いただいてからうなぎを一尾ずつていねいに焼き上げるので、食べる段階になっても少しお時間を要します。しかし、待つという贅沢もうなぎの味わいのひとつと思って、愉しんでいただけますと幸いです。「博多うなぎ 銀次郎」が、地元の皆さまに愛され、池のうなぎのようにすくすくと育っていけますよう、これからも精進してまいります。
福岡の美食文化を支えてきた私たち北ノ屋が、自信をもってお届けする「博多うなぎ 銀次郎」に、どうぞご期待ください。